目の前の崖面に露出する地層は、右肩上がりに大きく傾斜しています。もともと水平だった地層が、地殻変動等の大きな力が加わったために曲げられた(褶曲した)と考えられています。左側に、大海のコンボリュートラミナの地層の連続部がみられます。また、小断層で地層がずれている様子が見られます。
まっすぐの地層に力が加わると、地層が変形し、褶曲ができます。
姫島の地層には、多くの褶曲や断層がみられます。もともと水平に堆積していた地層が、後の火山活動等によって力を受け、変形する際にできた構造であると考えられます。